日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

指輪について

ああ、落ち込んだ話ばかりしていても仕方ない。えー、嬉しいお話を一つ。昨日の担当しているクラスでの話。Yちゃんが、クラスが終わった後に指輪を持って見せに来てくれた。「先生、見てみてー」「あ、いいじゃーん、どの指にしてるの?」「この指ー。」「おお、かわいいかわいい。実は先生も指輪するのすごい好きなんだよ。見たい?」「うん」「じゃーね、今つけてくるからちょっと待っててね。」
僕は、大学生のときから指輪をするようになりました。不思議なもんで、1回してしまうと指輪をしていない自分の指があまりにもシンプルな気がして(そりゃそうだ)、何だか恥ずかしくていつもするようになりました。左手の薬指だろうが、どの指だろうが構わずします。いましているのは、タイでYuiにもらったKunatee Schoolのスクールリングと、カオサンのゲストハウスの兄ちゃんと交換したピンキーリング。この日は、ピンキーリングをしてオフィスにいたのだけど、さすがに子どもたちと保護者の皆さんに会うのに(しかもこの日は日経BP社の雑誌の取材も来てた)、「指輪はよくないかな」と思って外していたの。
オフィスに1回戻って、お母さんのところにいるYちゃんのところへ。小指にはめた指輪を見せて、「どう?かわいいしょ?」と聞く。「うん」とYちゃん。「何かのお守りみたいですね」とお母さん。そうかも、僕にとっては自分を頑張らせてくれるお守りなんです。一瞬、雑誌の裏とかに載ってる幸運を運ぶ指輪のことを連想したけど(笑)。Yちゃんにかわいいと言ってもらえたこと、すごいうれしかったんだよね。それがここで書きたかったこと。
指は一日のうちで見る機会が一番多い自分の身体そこに、お守りの指輪があれば、夢を忘れずに、自分のしたいことを忘れずにがんばれるかも、そう思ってつけているの。
さすがに、神戸で勤めていた頃はスーツに指輪はまずいでしょう、と思ってしてなかったけど。今はスーツであろうとしている日もあります。誰よりも自分のために。僕が指輪をつけているときは、自分に頑張れサインを出しているときか、なんとなくいきがってオシャレをしているときだと思ってください。最近は、どっちかなあ?