テレビって怖い

今日は銀座のソニービルでLEGOマインドストームの番組の収録へ。CS放送ではありますが、はじめてちゃんと制作の現場を見ました。すごいですね、あれって。自分がいつも見ている番組が、どうやって編集されて出来上がっている、組みあがっていくのか、というのがよくわかりました。
現代思想の中で、誰だかのモンタージュ技法とか何とかいうのがあったと思うのですが、ありゃ確かに画期的な方法論の転換だろうなあ、と思いました。だってさー、別個に撮ってるんだよ。でも、切り取られてみた個人は、お茶の間の個人は、そんなことわかんないじゃん。わかりっこないって感じ。ってことは、僕らのところに届けられているテレビの情報って、やっぱかなり怖いぞ。どうなってるんだか、わかりゃしない。
フリップ持ってるところなんて、声を出しながら読めばゆれるはずだからって、声は拾わないけどダミーでしゃべらせたりするんだよ。うーん、徹底しているのね。今まで、学園祭レベルのものしか制作風景を見ていなかったから、とても新鮮でした。「いんちきだ、最低！」といっているのではないですよ、方法について「怖い」と言っているのです。