日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

きっかけ

夕方、takaさんに連れていってもらって、池袋の中華料理屋さんへ。代官山にあるtakaさん行きつけのお店「陶」のチョーさんの知り合いのお店で、チョーさんのお友達に紹介してもらって全部で8人で飲み食い。めちゃめちゃおいしくて、めちゃめちゃ食べました。面白いこともたくさんあったし。
何だかね、とても不思議な人たちだった。今まで会ったことのない人たち。僕は人見知りをするタイプなので、あまり知らない人の集まりに行ったりとかしないこともあって、今日みたいなのってけっこう初めての体験だったの。北京からきた人が一人、上海からきた人が一人、そして仲のいい日本人という構成って僕の周りにはあまりないコミュニティだったのです。でもね、人はやっぱりこうやって繋がっていくんだな、って感じた。類は友を呼ぶっていうのは確かに本当だよね。みんなとてもいい目をしていて。「ああ、いいなあ」と何だか思ってしまいました。素直にね、語学を勉強しようと思った。
2日前、タイのKateからエアメールをもらいました。受験で大変だよー、という文面の中に、「Kikが死んだ」って書いてありました。どうしてなのか、とか理由も何も書いていないけど、とてもとても悲しくて…。Kikは、YuiやKate、Kodといっしょに市場に行ったりとか遊びに行ったりとかした友達で、ちょっと恥ずかしがりやだけどとてもとてもやさしい子でした。今でも、僕のオフィスの机の上の写真にはKikが写っています。それなのに…何それ?と正直思ったの。
僕は幸運にも、身近にいる誰かを失ったことがありません。だからそういう喪失感はわからないのが正直なところです。でもだからこそ、何だか漠然と寂しくてつらいのです。自分は今ここで何してるんだろう?と思ってしまう。Kikはもっともっと何ができただろう。
漠然と、タイに行きたいとどこかで思っています。もちろん、仕事も大事でおもしろい。たまにつらいこともあるけど、今逃げたらずっと逃げなくちゃいけないからがんばるけど、でもどこかで思う。ずっとこのままでいいのかなあ?って。
今日、池袋で会ったみなさんは、とてもとても国際人で、人との繋がりを大事にしている人たち。僕はそういうふうになりたかったんじゃなかった?小さいことで悩んでるより、何よりもっとがんばれるんじゃないの?>自分。お店を出るとき、中国語で話している新しくできた友達を見ているうちに、無性にYuiやKateやKodやPaoに会いたくなって、話しかけたくなった。もちろん、タイ語で話しかけたい。今からでも遅すぎるなんてこたあない。語りかけるための言葉を学び始めよう。それと、手紙を書こう。“I miss you guys.”って書こう。このゴールデンウィークは、ちょっと心を変えてしまういい機会だよ、きっと。大事に使おうっと。