日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

研修3日目

朝までお仕事。結局帰宅しないままに研修の3日目(最終日)に突入。結局、今週は3泊目。仕事と仕事の合間(1時間仕事して10分休憩、くらいのペースだったかな)に阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』を読了。え〜、この本は文庫の新刊で平積みにされていたところをジャケ買い。日記形式で書かれている、というのもとても惹かれた理由の1つでもありました。描写についてはそんなにきらいなわけではない。途中で物語の登場人物たちの軸がぐらぐら歪んできて、小説の読み方がなっていない僕は、何が何だかわからなくなってしまいました。ちょっと、村上龍の『愛と幻想のファシズム(←これ、めちゃ好きなの!)に似ているかもな、とも思った。何が似ているんだろう?雰囲気かな?
ここ数日の忙しさの源だった研修については、まあ多くは語るまい(笑)。ここ4日で3日オフィスに泊まり、という阿呆なスケジュールでしたが、それでもぜんぜんクオリティは足りていないわけで…まだまだですよ、ほんと。「プロセスは大切だ、だが結果がすべてだ」という言葉を誰かが書いてましたが、本当にその通りだよなあ。プロセスで「自分はがんばった」ということは自身を持ちたいけれども、結果として「仕方なかった、あれでいっぱいいっぱいだった」とは思いたくない。まだまだいろいろできたんじゃないか、という今回の反省。

インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)

インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)