グループワーク大好き

突然ですが、大学時代にエグリ教科というのがありました。教養科目（うちはパースペクティブ科目と言いましたが）の政治システムという授業はその一つ。この授業では、10人前後のグループで一学期をかけてプレゼンを仕上げていきました。ちなみに、講義の中でこのグループワーク（略してグルワ）をするのではなくて、講義は講義として完全にあって、それ以外の時間でプレゼンの準備をすべてするというもので、政策プロセスの各アクターになり切ったロールプレイでの政策会議が最終目的になります。審査員は現役の政治家、官僚などの実務家。もちろん下手なプレゼンはできないから、徹夜やら何やらがばしばし入って、そこで仲間意識が芽生える、という素晴らしい授業でした。これ、フリーライダーとかがたくさん出るから嫌いな人も多いのですが、僕は大好きでした。
僕はこの政治学関係のグルワを2回、竹中先生の経済関係のグルワを1回やってますが、どのグループでもその後の人生でとても大切な友人ができました。今でもとても尊敬していて大好きな牧子と幸子はグルワのディベート大会での対戦相手（だから、第一印象は二人とも最悪、これはお互い様だったらしいけど）だったし、尊敬できる先輩・後輩とも出会うことができたし。もっとも、グルワとかやってるときに後輩の前で『2時間でわかるアジア経済』とかいう本を読んでいて、「ためさん、ショックでしたよー」と言われたこともありましたが…（笑）。そう、僕はそんないきあたりばったりの人間なのよ〜ん。