家族という環境
電車の中でかじえいせい『地球はわが家の教室 子育て400日間世界一周』を読了。すごいよ、10歳と4歳の子どもと奥さんを連れて世界を400日かけて1周したお話。デカルトだっけ?世間という書物を読みなさい、みたいなことを言っていなかったっけ?世界にはいろんな人がいるし、いろんな文化があるし、その中でまだ小さくても子どもたちが感じることってたくさんあると思うんだよね。そのために子どもたちを海外へ連れて行ってあげるお父さんをかっこいいと思ったし、うらやましいなあとも思った。もちろん、学校は休まなきゃいけなかったり、たくさん障害もあるんだけどね。
ときどき、思うことはないですか?瀬戸内の小島に生まれていたらどんな一生だったろう?とか。小さい頃の父親のウィーンへの単身赴任が家族での赴任だったらどうだったろう?とか。きっと今とはぜんぜん違う人生だろうね。もちろん、今の人生を嫌いなわけじゃなく、むしろ好きなのだけど、小さなことでもまったく違う人生が開けたかと思うと不思議だね。
- 作者: かじえいせい
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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