世界って狭いなぁ

オフィスを出たのは夜10時30分ころ。ビルを出たところで、「ため！」と大きな声で呼びかけられる。振り返ってみるとSFCでの同級生、崇央がいた。崇央はアメリカにデザインの勉強で留学中。去年の3月にLAに研修で行ったときに、会おうと思っていろいろ連絡とかしたけど結局会えなかったのね。それなのに、渋谷でばったり会うなんてね。感動。卒業以来初めて、とかいう勢いだったし。今は東京でインターン中で、一時帰国しているの。
「仕事をしていくって言うことが大変だというのがわかった」って言ってたな。デザインだけに打ち込めるピュアな環境にずっといたけど、社会に出て家族とか持ったら、もっといろいろと考えなきゃいけないこともあるってことがわかったって。それと、ライフスタイルについても考えてるって。「仕事を自分のことよりも大切になるほど愛せ」と書いてある本とかもあるけど、あんなのいやだよね〜、とか（100％同感、って感じ）。そんな話などを。でも何にしても、デザインに関すること、仕事に関すること、思想に関すること、政治に関すること、話をしたすべてのことにすっごく誠実な情熱を感じて、30分くらいは話していただろうか？けっこう長話。
崇央とは大学1年のころからの付き合いで、そのころからずっと同じメーリングリスト（大学のころはaliasっていってのを使ってたけど）に入ってる。で、最近東京に帰ってきてる崇央から、「今日、じゅんぺいと道ですれ違った」とかメールが時々入っててさ、「そんな偶然なんてないよ〜」と思ってたのに、そう思ってた自分がばったり出会ってしまって笑っちゃった。人生、楽しいね。