村上春樹ばっかりだった頃
ひさしぶりに、村上春樹『村上ラヂオ』を読了。ほのぼのした文体がとってもいい感じのエッセイ。楽しく読めました。
何か、一時期憑かれたように村上春樹ばかりを読んでいた気がします。『ノルウェイの森』から始めて、デビュー作に戻って『羊をめぐる冒険』。それから、エッセイ集を端から読み倒し、『ねじまき鳥クロニクル』まで(何だかよくわからなかった気がするけど)。文庫で読めるものはほとんど読んでました。何があんなに好きだったんだろう、って今は思う。いや、今も嫌いじゃないんだけどね。『ノルウェイの森』と『羊をめぐる冒険』は、まだ本棚にあるし、言わば僕の持っている本の中では1軍半くらいの地位にいる(笑)。
最近は同じ村上でも、村上龍の政治・経済・文化と、あちこちに飛び回るバイタリティがすごいなあ、と感じていて、少し春樹離れ中。
- 作者: 村上春樹,大橋歩
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2001/06/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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