日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

アメリカ同時多発テロについてのメール

アメリカでのテロに関して、報復攻撃についての賛否論争が購読しているMLのいくつかで沸き起こっている。おもしろいことに、教育系のMLではやっぱり、全面報復は反対!なんだよね。それと、国連の職員の人からも「アフガニスタンの一般市民はどうなるのか?」という疑問が来ていた。そう、それもそうなんだけど…。でも、アメリカ在住のもとさんから来たメールがいちばん自分に近かったので、ご紹介。

無差別攻撃には反対です。このMLでも報復攻撃反対の意見が飛び交っております。多くのアメリカ人はワールドトレーディングセンター(WTC)に2機目の旅客機が突っ込む瞬間を生中継で見ています。ビルから飛び降りる人々、5千人と共に崩れ落ちて行くビル。挙げ句の果ては、国防総省(ペンタゴン)破壊。WTCやペンタゴンはアメリカ国民の誇りで、それらを破壊されたアメリカの国民感情を目の当たりにすると、今ML上等で飛び交っている反対論議は、あまりにも軽い。反対するだけなら誰にだってできます。
じゃあどうすればいいのか、誰にどう責任を取らせるのか。その為にはどうすればいいのかを真剣に考えた上で、反対論議をするべきではないでしょうか。

そうだそうだ、と思わず頷いてしまった。昔の自分は、きっと「絶対反対!」と叫んでいたことだろうと思う。大学を出る頃からかな、力を持っていなくては(それを使わなくてはいけないという意味ではなく)、実現し得ないこともあるのだと思うようになった。本当に大切なものを守るために、どうしても必要な武力行使はあるのではないかなあ。そんなふうに考えて、昨日でちゅうと央にそんなメールを書いていたところだったので、このメールはタイムリーだった。無責任に反対だけを唱える人にはなりたくない。オルタナティブを提出できる人になりたいんだ。