ひきこもりな僕
斉藤環『若者のすべて ひきこもり系VSじぶん探し系』を読了。ひきこもり系とじぶん探し系の軸で、いろいろな事象や人物を分析している。おもしろかったところをblogでメモ。[→メモ:若者のすべて ひきこもり系VSじぶん探し系]
で、自分はどっちだろうと考えた。うーん、多分(っていうか絶対ひきこもり系だろうな。オフィスに戻って聞いてみると、「余裕でひきこもり系でしょ。」という答え。やっぱりね。でも、ビジネス以外で接している人には「じぶん探し系だろ」と言われるんだよね。ちょっと分裂しているかも。
この2つの系を比較すると、ひきこもり系の方が「自分」というものを持っているらしい(そして、それを守ろうとする)。だから、他者を自分に引きつけるんだって。周りをズルズルと引き摺り回している感のある僕は、この点から見ても間違いなく「ひきこもり系」だろうなあ、と自分で納得してみたりする。
逆に、「じぶん探し系」は常に自分を探している=まだ自分はない→他者に出会ったときに、他者に自分を近づけていけるんだって。なるほど、そういう面も持っていたいな、とも思ったりしたけど。
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