記憶改編
東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』を読了。ちょっとラストシーンが意外でした。2つのシーンが並行して進められて、それがだんだん距離が縮まってきてとうとう謎が解ける。その展開はおもしろかったです。
記憶の改編って、本当に自分の中でやっちゃってるよねー。「こうであればいいな」ということをいつの間にか思い込んでいて、そっちが自分の中で真実になってしまっていたりさ。逆に、イヤだなと思うことをいつの間にか自分の記憶から締め出していたり。そういうのがないと、人は生きていけないと思っていますが。
科学的な研究って、記憶領域についてはどれくらいまで進んでいるのかな?ちょっと調べてみたい感じ。時間ができたらGoogle様に聞いてみようっと。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/13
- メディア: 文庫
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