ZOKU
森博嗣『ZOKU』を読了。実はあまり期待しないで読み始めたのですが、おもしろかった。「悪の組織」ならぬ、「悪戯の組織」…楽しい。何か、キャラクターのやり取りがおもしろかった。特に揖斐君とノンノちゃんね。下のような会話。
「でも、ロボットだったら歩き回れるよ」
「歩き回るくらい、ロボットに乗らなくてもできる」
「やっぱ、敵がロボットで来ないと駄目なんだ」
「たとえ敵がロボットで来ても、ロボットでないもので応戦した方が有利だね」
「そう?」
「うん。人間の形にする理由が全然ない。何一つない。」
「フレンドリィじゃん」
「そう、それくらい」
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2003/10/21
- メディア: 単行本
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