日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

学校で習わなかった鎌倉幕府

埼玉までの行き帰りの間に、高田崇史『QED “ventus” 鎌倉の闇』を読了。高田さんのミステリーは、事件と歴史をうまく絡ませているんだけど、正直歴史ミステリーの方だけでも、僕は買うのでしょう。大好きです。
源氏将軍3代と北条執権時代を中心に鎌倉時代のことは習いました。実家が近いこともあって、よく鎌倉にも遊びに行きます。でも、知らないことってたくさんあるんだよね。「鎌倉=屍(かばね)倉」など、先祖たちが地名や文字に託した思いって、まだまだたくさんあるんだろうな、と感じさせてくれます。僕らにはきっと知らないことがたくさんあるんだ。「歴史は勝者」が書き残すものなので、失われた歴史がたくさんあるだろうことは容易に想像できる。日本の歴史・伝統・信仰・言霊・呪(しゅ)など、もっともっと深く裏側まで知りたいことがたくさんできる
ただ、こういう本を読んで、いつも思ってしまうのは「これってどこまで史実なの?どこからがトンデモなの?」ってこと。そこに自信が持てないのは、自分の知が浅いから…。
あ、高田さんの公認ファンサイトから、江の島の写真が見られます『QED 鎌倉の闇』を読む前に見て、読み終わってからもう一度見るといいかも。

QED  ~ventus~  鎌倉の闇 (講談社ノベルス)

QED ~ventus~ 鎌倉の闇 (講談社ノベルス)