日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

飛ぶが如く、スタート!

司馬遼太郎『翔ぶが如く(一)』を再読了*1。本棚に本を入れ直したら、前面に出てきたので、司馬遼太郎にまた行ってみようかな、と。薩摩人を中心に描く明治初年が舞台の歴史小説。明治維新後から小説はスタートします。政治と軍事、外交などいろいろと勉強になることも多いです。
僕は実は西郷さんよりも大久保さんの方が好きです。自分が人格者でもなんでもなく、ガリガリと実務ができる人になりたいと思うからでしょうか。でも、「嫌われてでもやり遂げる」というスキルは僕にはないような気がするから、きっといちばん自分に近いのは…木戸さんなのだろうな。とか思いながら読む。
このシリーズは『竜馬がゆく』の次に読むといいと思います。で、これを読んでから『坂の上の雲』に行く、と。

翔ぶが如く〈1〉 (文春文庫)

翔ぶが如く〈1〉 (文春文庫)

*1:Amazonで調べてみて気づいたけど、表紙が変わってるんだね…。大学生の頃に初めて買った本だからなぁ。