日本の戦後って12歳
ここ1週間、夢中になって読み進めていた福井晴敏『Twelve Y.O.』を読了。福井さんの本、おもしろいなあ。国防とか自衛権とかに興味がある人、ぜひ読んでみるといいと思います。日米両国を相手にしたテロリストの話かと思いきや、全然違う。ストーリーがひっくり返って、誰が誰を操っているのか!?という状態に。おもしろい。
そして、ストーリーはこのまま『亡国のイージス』に繋がっていくんだね…*1
いやー、一般庶民としてはさ、「国って何なのよ?」と思ってしまう。一般庶民って、こんなに軽くてどうでもいい存在なのだろうか…と悲しくなる。*2
実際のところ、日本の国防周辺の事情ってこんな感じなのかな?ダイスって本当にあるの?誰か詳しい人、教えてください。あちこちにある伏線がいい。主役だけじゃなく、どのキャラクターにもちゃんと背景があるし、読む人によって違うんだろうね。
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/06/15
- メディア: 文庫
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