日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

壮大な夢を実現していく過程

森博嗣『ミニチュア庭園鉄道 - 欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の昼下がり』を読了。ミステリー作家の森先生が、自宅の庭を使って運営している欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の記録第一弾。すっごいです。自分の趣味=好きなことをこれだけ大掛かりにできるのはとても幸せだよねー。100冊以上も本を出している森先生本人が、「これが初めて知り合いに見せたいと思った本だ」と言ってます(笑)自分の趣味に対しての愛情があふれている本ですね。
夢を実現できたのは、夢を夢として捉えていなくて、「計画」として捉えていたからだと思う。この夢を実現したいからこそ、小説を書き始めたのだ、とも言っている。


そもそも「夢」という言葉のニュアンスが少し違う。夢ではなく「予定」である。必ず実現する、実現させるつもりなのだから、夢ではない。そういう計画で進行している、日々活動しているのである。

Webでも見られます
「無趣味であること」は別にダメなことでは全然ないけれど、趣味にこれだけ邁進している大人は、「人生を楽しんでいる大人」としてとてもかっこいいし、子どもたちにもいい影響を与えるんじゃないかなあ、と思う。