どこまで社会を再現できるか

Joshua M. Epstein・Robert Axtell『人工社会 複雑系とマルチエージェント・シミュレーション』を読了*1。エージェントを使って、社会をどこまで再現できるか、っていう試みがすごく興味深かったです。文化の伝播とかまで変数として入れているんだよ。あとは疫病とかも。うーん、どこまでできるものなのか…。楽しいね。
こういう事例を使って、生徒たちに変数とか、シミュレーションとかを教えてあげたいな、と思った。子どもたちにわかりやすいインターフェースでできないものか、とうっすらと考えておく。アイデアボックスに入れておこう。

人工社会―複雑系とマルチエージェント・シミュレーション

*1:もともとはS寄くんのAO入試の必読文献だったもの。難しい本を使って面接したんだなぁ…と感心。