本編と外伝のつながり

朝、早く目が覚めたので何となく本を読んだりメールをチェックしたり。西尾維新『零崎双識の人間試験』を読了。戯言シリーズの外伝、という感じかな。ちゃんと戯言シリーズ本編とも乗り入れがしてあって、後づけで外伝を描いているんじゃないことがわかる。全体像を考えつつ、シリーズを出していくのってすごいと思う。大きな絵を描かれていることがわかると、とことんその世界観に付き合ってやろうじゃないの、という気分になる。
これは森さんのS&Mシリーズ〜Vシリーズ〜四季シリーズ〜Gシリーズも同じことが言える。後で読み返してみて、「ほんとだ！書いてあったじゃん！」ってびっくりさせられるのが気持ちいいのです。

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)