インプットの時間
で、インプットの時間をしていた読書ですが、2冊をまとめて。
まず、原尻淳一『PLANNING HACKS!』を読了。「リーダーは楽しくって狂っているのがちょうどいい」という言葉が中で紹介されていましたが、そうだなあと思います。ほんと。狂えるかどうかって大きいよな。気狂いみたいにがんばる、というのを課題にされているのです。クールにカッコつけててもだめなんだと思う。
それと、ツールとして、黒と赤の水性ボールペンを使い、第1段階では黒のボールペンで思いついた情報をガンガン書いていき、第2段階で赤のボールペンで情報間をつないで新しいアイデアを導いていく、2段階抽出法はいいと思った。ちょっとやってみよう。優れたアウトプットは綿密な準備とシステムから生まれる、と明確に書かれているからね。[→blog@yui PLANNING HACKS!]
- 作者: 原尻淳一
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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続けて、梅田望夫/茂木健一郎『フューチャリスト宣言』を読了。いまいちばん気になってる2人の対談。発売直後から読みたかったのをようやく読めました。「好きということのすさまじさ」ということに関する言及があるのだけど、本当にそうだなあ、と思った。自分自身はどうだろう?自分が「すさまじいほど」にすべてを傾けて考えるなら、何だろう。キーワードを3つ挙げるなら何だろう…。カリキュラム、世界平和、コミュニティ、かな…。大きすぎるかな、これじゃ?
自分の家の上を飛ぶ戦闘機が怖くて、戦争*1が怖くて、戦争に行きたくないから戦争がないような世界を作ればいい、と思ってそのための方法を勉強して、その実現のために貢献したいと思ってた。そのための手法として国際教育とか平和教育とかから考えよう、と思ったんだった。SNSやインターネットでできあがっていくコミュニティの力もだんだん感じてきて、おもしろいアプローチができるんじゃないかな、と思ったり。そういうこともろもろが好きだったはずだった。それが自分で「すさまじいほど」にすべてを傾けたい好きなことだったはず。
とち狂ってがんばってみなきゃ、一歩も先に進まない。[→blog@yui フューチャリスト宣言]
- 作者: 梅田望夫,茂木健一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: 新書
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*1:映画やら絵本やらマンガやらも含めて