I wanna be a peacemaker
藤本徹『シリアスゲーム 教育・社会に役立つデジタルゲーム』を読了。正しくは、けっこう前に読み終わっていたけど、メモを作った。[→blog@Yui シリアスゲーム]
SFCの先輩*1であります、藤本さんによるシリアスゲームの紹介本です。「ゲームを教育に」という動きを知ったのは数年前。藤本さんがされていたSerious Games Japanの活動からでした。まさか、こうして一緒に話をしたりするようになるとは思っていませんでした。世の中、おもしろいなあ。
本の中で、カーネギーメロン大学エンターテインメント・テクノロジー・センター(ETC)というところが取り上げられていて、そこが開発したゲームが紹介されていました。その中の1つが、「Peacemaker」という名前の中東和平問題教育シミュレーションゲーム。まだ詳細をチェックしていないのでわからないけど、「Peacemaker」という名前も、取り上げていたテーマも数年前に教室でのサマーレッスンでやったのとまったく同じ。ちょっと、実現したかったことを思い出した。サイト見て、「I wanna be a peacemaker.」っていう文字が書かれていたけど、まさしく企画段階でコンセプトとして挙げていたのとまったく同じ。僕が作ったのは、歴史的なことの調べ学習+囚人のジレンマゲームやらを小学生と一緒にやってみたんだよな。刺激受けちゃったな。reviseしよう。
「Peacemaker」のプロジェクトメンバーが中心となって、その後ゲーム会社ImpactGamesを設立したそうです。ちょっと興味もって追いかけていこう。
- 作者: 藤本徹
- 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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*1:大学在学時にはお知り合いではなかったのですが、共通の知り合いが多いことが判明。