人工生命、おもしろい。
有田隆也『心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎』を読了。おもしろかったけど、難しかった。後半はけっこうわからんかったな。残念(>僕が、ね)。人工生命を使って、人間の心を再現したり、囚人のジレンマゲームを解かせてみて社会としての最適な方向をシミュレーションしてみたり、トピックは非常におもしろい。
心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 (サイエンス・アイ新書 31)
- 作者: 有田隆也
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: 新書
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ところで、囚人のジレンマゲームは、僕がいつか授業の中に取り入れてみたいと思っているもののひとつ。もともとは大学時代の意思決定論という授業で興味を持って、そこから教育の方向に舵を切り始めたきっかけだから。アマルティア・セン『合理的な愚か者』もおもしろかったっけなぁ。ひさしぶりに読み直してみようかな。
- 作者: アマルティア・セン,大庭健,川本隆史
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1989/04
- メディア: 単行本
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