二礼・四拍手・一拝の謎、とか。
井沢元彦『逆説の日本史(1) 古代黎明編 封印された倭の謎』を読了。オオクニヌシノミコトの国譲り神話や卑弥呼の時代についてなどなど。
神社にお参りに行くと、「いつも何回礼をするんだっけ?」「先に礼だっけ?」ときょどってしまう僕(笑)普通は二礼・二拍手・一拝。でも、二礼・四拍手・一拝するところがあるんだそうな。四拍手するのは、日本で出雲大社と宇佐神宮*1だけなのだそうな。「四」は「シ」。「シ」は「死」。ということで、出雲大社と宇佐神宮に祭られている神様についての考察が続く。うーん、スリリングです。こういうの大好き。
あと、天皇家が万世一系ではなく、実は3つに分かれるのだ、という部分も楽しい。神功皇后*2にどうして、「神」という文字が入っているのか*3、とか。これを読んで、マンガ「日本の歴史」とか読むと、なんだか変な風に感じちゃうんだろうなぁ。
天皇陵とかの調査を宮内庁は許していないのだそうですね。やってみればいいのに…。天皇陵もたくさんあって、教科書にもたくさん載っているけど、本当かどうかわからないのも多いんだってよ。調査すると、朝鮮半島と天皇家の関係が出てきてしまうからじゃないか、などと推測もされていますが…。調査、してほしいな。本当のこと、知りたいと思う。
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/12
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