日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

京大で独創性について語る爆笑問題

ビデオに録画してあった、「爆笑問題のニッポンの教養」を見る。日本の歴史の中でも独創性溢れるアイデアを数多く生み出してきた京都大学への出張ロケ。生徒達も入れての公開収録です。教授陣もたくさん。総長もいたし。佐伯啓思もいたし。佐伯さんは大学時代に本当によく読んだなぁ。好きだった。大学の教授というのは、学生に首根っこを噛みつかれるくらいの覚悟が必要な仕事だ、みたいなくだりがあったけど、大学の教授だけでなく、先生という職業はみんなそうだよなぁ。教えた内容を吸収した教え子が、「それは違うのではないの?」と言ってくるのが、どこか嬉しくもあり、でも壁として立ちはだからなくてはならない、みたいな。
京大のこの空気、いいなぁ。「好きにしはったらええんちゃいます?」という自由な空気がたまらない。でも、自由だけど「何をやってもいい」というのとは違って、おさえるところはおさえたうえで、この自由さ。で、この自由さが信頼を生んで、その信頼が独創性を育むのではないかなぁ、と思う。
ちなみにこの番組、早朝に僕は見たのだけど、膝の上で長男S氏が一生懸命テレビを見ていた。こうしてTV番組や映画を見て、一緒に何かを言い合える日が早く来ればいいなぁ。そのときには、ぜひ壁として立ちはだかる役割もしたいと思い、僕も勉強を続けなければ、と思う。