日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

図書館のイベント

午前中、図書館へ。貸出カウンターに置いてあった、小学生向けの「どくしょスタンプマラソン」の紙を持って帰ってきた。低学年、中学年、高学年と3種類ある。7冊、本が紹介されていて、それぞれの本について「松井さんのお仕事は?」*1などの問題が書かれている。正解だとスタンプを押してもらえるみたい。なるほどね。おもしろいとは思うけど、この7冊しか読めないじゃん。しかも、図書館にそんなに蔵書もないだろうに!借り出さずに、図書館で読めってことかなぁ。
まあそういう意味で、運営的にはどうかと思うけど、こういう試みで本を読む子どもを増やそう、というのを図書館がやっているっていうのはいいことだと思うわけです。図書館大好きっ子としては、こういうので子どもたちがたくさん図書館に来てくれると嬉しい。ちなみに、図書館の本に線を引いたりしない子に育ってほしい。
ちなみに、図書館つながりですがGWに再読した有川浩『図書館革命』。このシリーズでは、「図書館宣言」というのが何度も出てくる。
ずっとフィクションだと思っていたのですが、僕が通っている図書館の入口に貼られていたのを見てびっくりした。で、ググってみると「図書館の自由に関する宣言」*2っていうのがオリジナルであるらしい。

図書館の自由に関する宣言
日本図書館協会 1954年 採択 1979年改訂

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。

この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

図書館もいろいろなのですねー。権力が検閲をかけ始める時には、まっさきに標的になるのが図書館と書店ですものね。そういう意味で、これまでに戦いの歴史があったようです。

図書館革命

図書館革命

*1:国語の教科書にも出てきた、「これは、レモンの匂いですか?」で始まる、あの物語ですよ!

*2:リンク先のURLのつけ方がださい…