もっと和歌とか読めるようにすればいいのに
高田崇史『QED 百人一首の呪』を再読了。こういう歴史ミステリィ、好きなのですよ。百人一首なんて、高校の頃に丸暗記させられて、大嫌いになった、という人、ちょっと読んでみるとおもしろいと思います。
和歌がどんだけ日本文化の中に根を下ろしていたか/今は根を下ろしていないか、というのを考えてしまう。和歌は文化であり、コミュニケーション手段であり、呪でもあり…。こういうの、もっと国語の教科書で楽しく教えられないものか。なりふり構わず、漫画とかでもいいから、とにかく読ませることだと思うんだけどなー。そもそも古語とかでひっかかっちゃって、中身どころじゃないじゃない?源氏物語を「あさきゆめみし」で読めるように、他の古典作品も学校の図書室とかでどんどん読めるようにしたり、それこそWeb上でコミック版としてアーカイブ化すればいいのに。
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/12/04
- メディア: 新書
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (32件) を見る