いよいよ完結!
辻村深月『冷たい校舎の時は止まる(下)』を読了。非常におもしろかった。すべてが一気に流れていく。また、登場人物たちが出した答えがよかったし。大どんでん返しでいろいろな伏線がうわーって繋がっていくのは、こういう本を読んでいて本当におもしろいところ。まぁ、某S&Mシリーズの林さんほどには反則じゃないんじゃない?こういうの、好き!
あと、こんなに人が傷ついたり、死んだりしているのに、ちゃんと最後がハッピーエンドなのもよかった。帰りの電車は終電数本前という遅い時間だったこともあって、客が少なくて、ゾワゾワと鳥肌を立たせながら、心細く読み進めました。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/08/06
- メディア: 新書
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