日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

もっとこういうテーマが日本でも…

藤本さんがブログで紹介していた日本医療教授システム学会主催の、バーバラ・グラボウスキ博士(Dr. Barbara Grabowski、ペンシルバニア州立大学教授、ibstpi代表理事)の講演会を聴講してきました。国立国際医療センターへ行ってきたのですが、せっかくのインストラクショナルデザインの大家の来日なのに、ギャラリー少ない…。ほとんどの参加者が医療系(医師と看護師さんが多かったみたい)で、教育系の僕は完全に畑違い。コンピテンシーなどについての講演を聴くことができました。American Heart Associationのインストラクションがとてもよくできている、という話。「instruction developer」という言葉。教育の場におけるダイアローグ(=対話)こそが大事で、それさえ実現できるのであれば、教育の手段は授業であろうがCD-ROMであろうがネットであろうがかまわない、という言い切りとか。聴けそうで日本では聴けないことがたくさんあったような気がします。しかし、こういうのが医療現場での人材トレーニング、の切り口でしかイベントとして開催されないのが残念ですね。もっと教育的なセミナーとしてできないのでしょうか?>藤本さん(笑)
ところで、受付で「予約もしてないですけど聴講できますか?」と訊ねたときに「どうぞどうぞ」とノリノリで答えてくれたあの人が、鈴木克明先生だったのですね…。著書も読ませていただいています…。ドキドキ。