日本人の歴史観…ね。
岡崎久彦『どこで日本人の歴史観は歪んだのか』を読了。アメリカのウィルソン主義のところに鉛筆で傍線が引っ張ってあって、「ガキだな」とメモが書いてあったのですが、図書館の本=みんなの持ち物に、こんなメモを残すやつの方が、よっぽど…とプリプリしながら読んだ。嫌いなんだよ、公共の概念が分からない人。
著者の岡崎さんは、ちょっとクセのある感じの人、かな。歴史の大事さを大いに語っておられます。そして、戦争後、社会がきちんとして繁栄するのに50年くらいはかかるのだ、と。だから、今からようやく戦後の決算が終わり、新しい時代に入るのだから、若者よしっかりやれ、みたいな。歴史については、興味深く接する人を育てたいなあ、と思う。[→blog@Yui どこで日本人の歴史観は歪んだのか]
- 作者: 岡崎久彦
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2003/05
- メディア: 単行本
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