世界をデザインする

「爆笑問題のニッポンの教養」を見た。訪ねるのは、川崎和男さん。「デザインで世界を改造せよ」というコピーはすごくいいな、と思った。プロダクトデザイナーであり、人工心臓なんかもデザインしてしまっている。社会をデザインする、世界をデザインする、という思考ってすごく大切だと思うのです。こないだ、かくりに会いに行ったのも、この「デザイン思考」というものを子どもたちに教えられないだろうか、と思ったから。この興味はけっこう長く続いている。何か形にしたいな、と思っている。
番組のサイトから引用。

これまでにない新たなデザインを創ってやろう。デザインでこれまでの既成概念を打ち壊してやろう。新しいデザインで世界を変えてやろう---
川崎先生のデザイン領域は、タワシから、車椅子、家電製品、原子力発電装置、人工臓器を経て、今、世界平和構築へと突き進んでいます。

すごいすごい。この「デザインで世界平和構築」というのがどう繋がっているのか、と思うけど、これは番組内でも取り上げられた、川崎さんがやっているPKD（Peace Keeping Design）のこと（PKDを紹介した記事はこちらを参照）。デザインすることで、行動が簡単になり、そうして可能になった行動が世界を良くするのであれば、デザインが世界を変えている、と言うことができるだろうな。
すごい。もう60歳だってよ。見えねー。かっこいい還暦の迎え方だ。