笑って愛あるつっこみを
パオロ・マッツァリーノ『つっこみ力』を読了。メディアリテラシーも論理力も、正しさにこだわりすぎじゃないの?もっとおもしろみをもってさー…みたいな本。
メディアリテラシーや論理力がなかなか受け入れられないのは、それを使う人たちの態度が間違っているからなんです。そこにあるのは容赦のない否定ばかりで、愛がありません。権威に刃向かう勇気がありません。そしてなにより、笑いがなく、つまらない。(p.103)
そして、容赦のない否定を「意見」に対してしているのに、それが「人格」に対してされているように思われることがある。意見と人格を分けて考えるようにできればな、と思う。こういうのこそ、学校のホームルームとかでやるべきよね。先生がこういう態度であればいいのか。
- 作者: パオロ・マッツァリーノ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02/06
- メディア: 新書
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