歴史をおもしろくするのは、エピソードだと思う
梅原猛『海人と天皇(下)』を読了。いや、これはちょっと重たかった。ここまで専門的だとは…。道鏡のところとかはおもしろかったな。
学校の授業では奈良時代〜平安時代の頃って本当におもしろくなかったから、こういう裏話というかエピソードとかを交えながら授業を先生にやってもらってたら、もっと楽しかったかもなぁ。
高校のときの担任のすずまさ先生は、儒学者の伊藤仁斎が大好きで、古典の時間とかホームルームの時間に、やたら伊藤仁斎の話を聞いた気がする。普通だったら、ようやく教科書で太字になるかどうか、1回登場するだけだろうけど。先生の思いのおかげで、やたら身近な気持ちがします。そういう熱意だけが、生徒には残るのかもなぁ。
「伊藤仁斎のお墓の欠片、持ってる」って言ってたな。伊藤仁斎の墓ってどこにあるのだろうと、ググってみた。嵯峨の二尊院か。ここに行ったんだなぁ、先生。高校の修学旅行の京都での宿舎は嵯峨野だったから、きっと僕らが自由時間のときにも立ち寄ってたのかな(笑)
- 作者: 梅原猛
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1991/11
- メディア: 単行本
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