日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

人生を考えさせてくれる音楽

槇原敬之「Personal Soundtracks」を聴いている。クスリの問題後のマッキーは、恋愛のことというよりは、もう少し広く人生やら日々の生活やらについて歌っていて、好きだ。TOKYO FMのラジオドラマ「あ、安部礼司」のテーマソングも入ってる。「番組が好きだから、作った」というのがいいね。クリエイターの特権。才能の持ち出しでOK、みたいな。もちろん、そこからスタートして、タイアップなどできちんとビジネス化しているけど。

Personal Soundtracks

Personal Soundtracks


あと、ウルフルズ「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」も、冷たい雨の中でたまたまiPodでプレイ。

今はどの辺りだろう
どの辺まで来ただろう
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

Stupid&honest

Stupid&honest


考えちゃったよ、いま何章目かさ。
中学校までが第1章*1。高校までで第2章。やはり、いろいろな価値観の変化もあったし、良き友達に出会えたしね。中学までの何となく成績が良かった自分から、道を踏み外したのは高校時代だけど、その分、いろんなことを楽しむ余裕ができたのもこの時期。部活では初心者だけのチームで「強くなっていく」感覚を肌で感じられて*2、それが今、教育という仕事を選んでいることに繋がっているとも思う。
大学時代で第3章。ネットに出会い、勉強の楽しさを知った時期だし。今の自分の志向の大部分はここでできた。賢いやつって、山ほどいるんだな、と思ったし。「基礎は教えてやるが、高みを見たいならば自分で這い上がってこい」というスタンスだった大学は好きだった。この時期の仲間は、最近になって一緒に仕事しよう、とかに発展したりもして、楽しい。
大学を卒業して、神戸で学習塾企業に勤めていた1年ちょっとが第4章。短かったけど、塾での講師経験は今でも貴重。丸一日を教室で過ごすと、どんな感じになるのか、50人くらいの教室を動かすのに必要なこととか、ここで知ったし。もともと現場に入る気はありません、と宣言して就職したのに、すっかり現場好きになってるし(笑)
で、転職して今の会社で第5章。たくさんの人と出会って、教育という事業に興味を持つ人たちをたくさん見られて、たくさんの学校を訪問して、たくさんの先生たちと話をすることができて、自分の幅は広がったかな。そして、自分が大事にしなきゃいけないコアも理解できた。
そして、今の会社が設立から10年目。ここ1年の激動期が第6章←今ここ。
これから先、何章まで続くかはわからないけど、最終章は家族への感謝を書く予定。
昔、学生に日経の「私の履歴書」を自分版で書いてもらう企画に関わったことがあったけど、学生よりも僕らくらいの年齢でやる方がおもしろいな、これは。

*1:長いか!?

*2:自分はそんなに貢献していなかったから、コンプレックスもあったけど