ディベートのカリキュラムを見学したよ
昨日、H学院高校の2年生で、ディベートのカリキュラムを見学させてもらいました。カリキュラムの企画段階から一緒に先生方と考えてきたものではありますが、ちょっと先生方が楽観視しすぎている感じもあり、心配になって見学させてもらったもの。ま、嫌な予感は的中、って感じですよ。
そういうのも含めて、感じたことを以下にメモ。
- 「なぜ?」という問いかけが少なすぎる。「どうして?」「なぜ?」を繰り返し、肯定側にしろ否定側にしろ、一長一短だ、ということを理解しなければだめ。
- ディベートのスタートとして、「個人的にはぶっちゃけどっち?」と聞くのはいいかも
- 「もうわからなくなってきた〜」という感想は、考えている証拠。そう、情報を集めて、考えたら、「わからなくなる」のだと思う。そうでなければ、ディベートのトピックなどにならず、とっくに実現されているはずだから。最初は「おれ、わかんねー」みたいな感じだった子が、議論に食いついてくれば、何かを彼の中に残したことになるのかな、と思う。
- 「駅で直接、アンケートをとればいいじゃん」などのアイデアはよい。そう、それが自分で考えてみる、とういことだよね。検索ですべてが見つかるということはないのです。
- ところで、調べ学習の現場で、ずいぶんはてなキーワードの画面を見るようになったな。