日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

子どもに熱意を持って関わること

フジテレビの「エチカの鏡」で、脳科学を活かしたスーパーエリート教育が紹介されていました。だんなさんが脳科学者の久保田カヨ子さん。自身の子育てで実践したという育児法が紹介されていました。2人の子どもを実際に育て、生後7ヶ月で歩き始め、1歳で3000単語を話し、2歳でひらがなを読むことができたとのこと。だんなさんが脳科学研究者で、学生結婚したときに、なけなしのお金で買った研究所を、奥さんも一緒に読み、それを実際に実践してみた、ってことです。また、自分がどんなふうに育てられたかを、自分のお母さんやおばあちゃんにヒアリングして、脳科学の学説とそれをマッチングさせていった…という。うーん、パワフル。だって、77歳でPSPで遊んでましたからね。すばらしいよ。
まあ、どこまで実践的かってのはありますが…。ゲストの茂木健一郎さんが言っていたのは、「脳科学的には実証されていないものもあるけれど、何より素晴らしいのは、自分の子どもにこれだけ関心を持って、熱意を持って関われる、ということ。それが何より子育てとしていい」ということでした。
育児法として7つ、挙げられていたのは以下のようなこと。

<育児法>

  1. オムツを替えるときは必ず声をかける(赤ちゃんは、話すスキルがないだけで、ちゃんと聴こえているから)
  2. 「いない いない ばぁ」は1日5回以上やる(脳は、何かを期待することで発達する)
  3. 子供服はカラフルなものを着せる(色彩感覚を養うためには、ハッキリした色を小さいうちから見せる)
  4. なるべくおんぶする(子どもの平衡感覚を養うため)

5.幼児語を使わない(脳のムダ。どうせ大人語を覚えるのだから・笑。大人として扱うことで、言葉を覚えたり、社交的になったり、というのはあると思う*1
6.箸や鉛筆などはいきなり持たせずまず正しく使っているのを何度も見せる(向きあわせで教えると、鏡合わせに覚えてしまうから。)
7.どっちが好き?と質問する(判断する能力を育てることが大事。ここに「どうして?」と質問するのを組み合わせたいね)

この育児法、書籍化したそうですが、印税収入の250万円は、全額2人の子どもに「モデル料や」って渡したそうです。自由が丘で『くぼたのうけん』という幼児教室を開いているそうなので、ちょっと見てみたいっすね。

*1:子どもに対して名刺を渡したりすると、仲間として扱われたことを子どもが喜んでいたのを思い出す