日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

ジャック・アタリという思想家/活動家

こどもの日。今日は、GWから社会復帰のための予備日として取ってあったので、ややゆっくり起きて活動。NHKを何となくつけていると、ジャック・アタリ緊急インタビュー、という番組をやっていたので、そのまま見る。僕、ジャック・アタリを初めて知りましたが、ものすごくひきつけられる内容でした。ものすごーく大雑把にまとめると、

世界は、多極化の波が来ていて、これから超紛争→超民主主義の波が来る、という予測。この超紛争→超民主主義は必然ではなく、超紛争を経ずに超民主主義に行くことも可能かもしれない、ということでした。そして、超民主主義の根本にあるのは、「利他」という他者を思いやる思想、だ。

みたいな感じか。聴いていて、ぐいぐい惹きつけられていく。思想家のインタビューで、こんなに一生懸命聞いた人はいない。これは強烈な出会いかもしれない。本、読んでみよう。もっと早くに出会っていたかった思想家かも。

21世紀の歴史――未来の人類から見た世界

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反グローバリズム―新しいユートピアとしての博愛

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「利他」というキーワードで、世界を平和にしたい、というのは、自分が人生の目標としていること。Peace Makingこそが、僕が教育を通してやりたい事業。それに思想的なバックボーンができるのであれば、ぜひほしい。読んでみよう。
あともう一つ、ジャック・アタリは思想家としてだけではなく、自分で途上国でマイクロファイナンスを立ち上げ、小額融資でたくさんの人の人生を変えている。こうした活動的な側面もかっこいい。続けてウォッチしようと思う思想家です。いや、GWの最中に、いい出会いだった。NHK、GJ。