ジャック・アタリという思想家/活動家
こどもの日。今日は、GWから社会復帰のための予備日として取ってあったので、ややゆっくり起きて活動。NHKを何となくつけていると、ジャック・アタリ緊急インタビュー、という番組をやっていたので、そのまま見る。僕、ジャック・アタリを初めて知りましたが、ものすごくひきつけられる内容でした。ものすごーく大雑把にまとめると、
世界は、多極化の波が来ていて、これから超紛争→超民主主義の波が来る、という予測。この超紛争→超民主主義は必然ではなく、超紛争を経ずに超民主主義に行くことも可能かもしれない、ということでした。そして、超民主主義の根本にあるのは、「利他」という他者を思いやる思想、だ。
みたいな感じか。聴いていて、ぐいぐい惹きつけられていく。思想家のインタビューで、こんなに一生懸命聞いた人はいない。これは強烈な出会いかもしれない。本、読んでみよう。もっと早くに出会っていたかった思想家かも。
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「利他」というキーワードで、世界を平和にしたい、というのは、自分が人生の目標としていること。Peace Makingこそが、僕が教育を通してやりたい事業。それに思想的なバックボーンができるのであれば、ぜひほしい。読んでみよう。
あともう一つ、ジャック・アタリは思想家としてだけではなく、自分で途上国でマイクロファイナンスを立ち上げ、小額融資でたくさんの人の人生を変えている。こうした活動的な側面もかっこいい。続けてウォッチしようと思う思想家です。いや、GWの最中に、いい出会いだった。NHK、GJ。