数学の発達史と子どもの理解
仲田紀夫『タージ・マハルで数学しよう』を読了。いま作っている幼児向けドリルで、20とか30とか40とか、大きな数字を提示するときにどういう方法があるかな、と思って読んだ。全体的に、ほしかった情報はなかったのだけど(笑)、「おお!」と思った一文は下のもの。発達史と認知の発達をリンクさせて見せるのは、ちょっとおもしろいかもしれない、と思った。
数学の発達史は、子どもの知恵(理解)や心理の発達に近いものがあるから、発達史を尊重する必要があるんだよ。(p.59)
タージ・マハールで数学しよう―「0の発見」と「文章題」の国、インド
- 作者: 仲田紀夫
- 出版社/メーカー: 黎明書房
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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