日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

学校熟議@四谷中学校に参加した

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PURCのメーリングリスト経由で回ってきた、学校熟議@四谷中学校に参加してきた。僕は四谷出身でもないし、在住も勤務もしていない。でも、「公共」というキーワードのもと、まったく知らない人たちが結びつき合って、いろいろ話をしていくことでどんなことが展開していくのかな、と気になったので参加。
現役の学校の先生たちもたくさん、NPO活動をしている人もたくさん、民間の教育機関でうちと競合というか良きライバルになりそうな人たちもたくさん。いろいろと勉強になりました。3時間のプログラム中、2つのテーマで5つのグループに分かれてディスカッション→成果の発表と共有、という流れ。
学校の先生方と話をしていて訊きたかったことも質問した。自分の学区(=コミュニティ)を良くしていこうと思って何かを学校から語りかけていくときに、「協力してくれる人」「無関心な人」「反発してくる人」の比率がどれくらいなのか、ということ。「無関心」がほとんどですね、というのが答えだった。やっぱりね。こうして熟議とかに参加してくれるような人たち(それは保護者でもありうるわけだけど)は、もともと意識も高いし、アンテナ張ってる人たちだからいいと思っているんだよね。でも、社会を良くしていって、それこそ「公共」みたいなものが形を現していくためには、この大多数の「無関心」(あるいは、忙しくて活動できない人たち)をどう巻き込んでいくかこそが成功の鍵になるじゃない?
学区は1人ががんばったところで急に良くはならない。大勢の仲間が必要になってくる。その人達に、どうやって語りかければいいのか、届かせる内容と方法はどういうものなのか、それが学校の先生方にとって大きな負担になりすぎないのか?じゃ誰ができるのか。考えたいことは山ほど。たくさん宿題をもらった気分です。
ああ、刺激的だった、本当に楽しかった。さ、ここから。自分ができることは何だろうか。自分の立場から何ができるのか、何をすべきなのか、考えていこうと思っています。