日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

JUST VISIONを知る

関根健次『ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳 社会起業家の挑戦』を読了。とっても刺激を受けました。自分でも何かできるきおとないかな…と考えてしまう。必死さが足りないなあ、僕は。同じきっかけを掴んでも、そこから何かをできる人とできない人。「やる」ってことは本当に大きな壁だよなあ。ヒョーロンカには常々なりたくないと思っていたけれど、まだまだ行動が足りないな、と思う今日この頃。今までやってきたことの延長線に、きちんと自分の未来を置けるように、いろいろ考えるべし。
途中、JUST VISIONという団体が紹介をされているのだけど、ここが興味ある。最近、イスラエル人の友人というか仕事仲間が多いからだけど。「イスラエルとパレスチナの市民、および国際的なメンバーが共同で、パレスチナとイスラエル紛争の解決のために、主に教育と映像を使って、社会を変えていこうというプロジェクトを進めている」というのは惹かれる。
p.188-190くらいで、イスラエル人の代表・アナットさんの言葉が紹介されている。

「私は、市民一人ひとりの力は自分たちが思っている以上にあると信じている。多くの人がその力に気づき、紛争解決のために声をあげて行動することで、やがては社会全体を動かすようなクリティカル・マスとなり、政府に影響を与えられるような動きになるのではないかと思っています。今、パレスチナ・イスラエルの両政府のリーダーたちが、何かしらの協定を結んだりしているけれども、そこには市民が不在の状況です。だからうまくいっていないんです。私たちがやりたいのは、その平和解決・紛争解決をするリーダーたちの後押しをするような市民を作っていくことです。市民たちが、平和構築紛争解決のために政治を動かしていくというボトムアップ型の政治のスタイルを作っていきたい。そして社会全体を変えていく。それが我々『JUST VISION』がやろうとしていることです」

とっても同感。「教育と映像」という方法論も近いところをとっているし。要チェック。[→メモ:ユナイテッドピープル]

ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦

ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦