日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

子どもたちに7つの習慣を

スティーブン・R・コヴィー『子どもたちに「7つの習慣」を』を読了。学校向けにカリキュラムとして提供されている「7つの習慣」について、改めて勉強してみようかな、ということで読んでみました。いくつかの学校をケースとして、どのように導入されていったのか、ということが書かれています。
「7つの習慣」については、以下のようなものです。
第一の習慣:主体性を発揮する
第二の習慣:目的を持って始める
第三の習慣:重要事項を優先する
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:理解してから理解される
第六の習慣:相乗効果を発揮する
第七の習慣:刃を研ぐ
で、これを子ども達がどう使いこなしているのか、という話。導入の時に、両手を挙げて歓迎されたわけでは当然ないようで、やっぱりいろいろあった、という苦労話もあり。

さらに、この方法が教師たちにも好評なのは、“教えなければならない事がまた増える”のではなく、“もっと効果的に教えるための方法”を提供するからにほかならない。(p.7)

あ、そうそう。これは本当に大事だよなあ。結局、やることがたくさんあるうえに、「また増える」という感じをどうなくすか、ということであり、届け方なんだろうなあ、と思います。
導入校のテキサス州テクサーカナ、ナッシュ小学校校長バーティー・ノートン氏によるコメントも、正しいよなあ。こう思わせるためにどうするのか。考えねば、ですよ。

「これは、“教えなければならないことがまた増える”のではありません。私たちが前から教えてきたことをもっと効果的に教えるための方法なのです。」(p.57)

うちの会社で提供しているカリキュラムだって、そんなに悪くないと思うんだよな。「どう届けるか」を考える。考える。考える。【→メモ:子どもたちに「7つの習慣」を

子どもたちに「7つの習慣」を―リーダーシップ教育が生み出した奇跡

子どもたちに「7つの習慣」を―リーダーシップ教育が生み出した奇跡

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,フランクリンコヴィージャパン
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本
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