宮大工の言葉(本題と全然違うのだが…)
三谷宏治『ペンギン、カフェをつくる - ビジネス発想力特訓講座』を読了。ペンギンがカフェを作るなかでいろいろな発想力を考える本。こういうストーリー仕立てになっている本は好きです。自分が書くカリキュラムの参考になるから。でも、いちばん興味を持ったのは、宮大工のパート(笑)すみません、三谷さん…
寺付きでない宮大工を養成し、技術を構成に残そうと考えた小川三夫さんが作った鵤工舎の若者たちに、西岡棟梁が贈った言葉がいい。
鵤工舎の若者につぐ。
親方に授けられるべからず。
一意専心 親方を乗りこす工夫を切磋琢磨すべし。
これ匠道(たくみどう)文化の心髄なり。
心して悟るべし。
こうした力強いメッセージが、文化を背負う若者を育てるのだと思うのです。【→メモ:ペンギン、カフェをつくる】
- 作者: 三谷宏治
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2011/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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