初・綾辻行人・体験

綾辻行人『Another』を読了。めちゃくちゃおもしろくて夢中で読んだ。ある町の、「呪われた3年3組」の話。夢中になりすぎて、終わりまで読んでしまいたくて、最寄り駅で下りてからしばらく駅のベンチで読んじゃった（笑）
でも、そもそも「なんでそんな現象（というか事件というか）が起きるのか」という説明が欲しくなってしまう自分に気づいた。理由じゃなくて、手段ね。来年以降はどうなっちゃうの？と思ったし。きちんと（多少無理があっても）説明が欲しくなるのだなあ*1。ストーリー自体は抜群におもしろいから大満足なんですけど！
これ、映画化されていま公開されていますけど、映像化できるのか、と思っちゃったり。
いや、それでも初体験の綾辻行人さんはとってもおもしろかった。もう何冊か読んでみよう。デビュー作が凄まじい、という噂を聞くので、探してみようと思います。

Ａｎｏｔｈｅｒ（上） (角川文庫)

Ａｎｏｔｈｅｒ（下） (角川文庫)

*1:鈴木光司『リング』『らせん』『ループ』についてはちゃんと説明があるじゃない？森博嗣も、ちゃんと説明しているように思うのです。