こういう働き方もいいなあ
古市憲寿『僕たちの前途』を読了。すごくおもしろかった。「そうか、こうした働き方もあるよなあ」、と思ってしまった。多様性を冷静に受け止める感覚って大事だよなあ、と思う。
「起業」や「ノマド」を礼賛するくせに自営業者が減少し続ける日本社会における「起業」の本当の意味を探る。
「起業」にメリットって感じないよなあ…。組織が大きくなっていくに従って、経営者は「自分の好きなこと」から離れていかざるを得ないし。だから、この本でルポされている会社のポリシーは、とってもいいなあ、と思える。
上場はしない。
社員は三人から増やさない。
社員全員が同じマンションの別の部屋に住む。
お互いがそれぞれの家の鍵を持ち合っている。
誰かが死んだ時点で会社は解散する。
僕は今、そんな会社で働いている。
社長は「会社」というよりも「ファミリー」という言葉を好む。
- 作者: 古市憲寿
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 単行本
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