谷内篤博『大学生の職業意識とキャリア教育』を読んだ

エクセルシオールで谷内篤博『大学生の職業意識とキャリア教育』を読了。大学でのキャリア教育についてリサーチするために読んだ。とても参考になりました。

大学生の職業意識とキャリア教育

就職力の公式（根本孝さんによる）は、すごくおもしろいなあ、と思った。

根本孝『就職力』（2003）による、就職力の公式：
就職力＝　〔（就職意志力：will）×（自己効力感：efficacy）〕×〔（エンプロイアビリティ：employability）×（就職活動力）〕(p.43-44)

あと、偏差値別に見た就職指導内容の実施状況、という資料(p.112)があったのだけど、これもおもしろかった。AランクからCランクまでで分類してあって、就職ガイダンスやエントリーシート作成の指導など、どれくらい行われているかが書かれていた。ランクが上がるにつれて、エントリーシート作成指導みたいなものは行われていないということが書かれていた。自分の出た大学（もう15年も前だから、今も同じかはわかんないけど）と、最近おつきあいのある大学とを比較してみると、そうかもなあと実感できなくもない。

立教大学、文京学院大学のカリキュラムなども紹介されていますが、立教大学のキャリア科目「仕事と人生」は、毎年500人前後の履修生、そのうちの7割は1年生・2年生だってさ…。大学って、就職するために行くためのところではないと思うのだけれどなあ。この流れって、変わらないのかなあ…。【→メモ：大学生の職業意識とキャリア教育】

あ、そういえば最近はiPadにキーボードをつないで使ってます。先月、iPadを2年ちょっと使ってきた初代のものから、Retinaモデルに変えたので、処理速度も速くなったし、LTEも使えるようになったし。Excelを使ったり、PPTを使ったりということがない、単純に情報を閲覧したり情報をインプットしたり、打ち合わせのメモをとったり、というものはすべてiPadで。入力はできればキーボードを使いたいから。

このLogicoolのキーボード、便利だ。iPadにぴったりくっついてカバーにもなるし。

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