神経衰弱は勝てないなあ…

レッスン。幼稚園クラスでは、「ボードゲーム、と言いつつ、トランプを使います！」と。幼稚園児だと、意外とまだゲームをちゃんとルールに則ってやったことがない子も多いので、しっかりルールを説明して、神経衰弱。テーマは「目で覚える」ということ。がんばってます…と言いたいところですが、実はこういう記憶力系のゲームは、僕ら大人よりも幼児の方が圧倒的に上手。彼ら、「Aの横が3で、その上が…」とかっていう記憶の仕方をしていないから。彼ら、見たままとにかく覚えてる。ものすごく右脳が強い記憶力だからなあ。勝てないんだよなあ…。
今まで、いろいろなゲームであまり勝てなかった子が、神経衰弱で無類の強さを発揮しました。そして、それをクラスメイト達が「すげー！」と素直に感心しているのが、なんだか嬉しかったな。それぞれに得意なゲームがある。それが個性。そして、強いクラスメイトを認めてリスペクトし、負けちゃった自分を冷静に受け入れられる、そういうのって意外と大事だと思うのです。
だから、僕も大人として、淡々と負けつつ、「あーーー！」どうして覚えられないんだろう！？と子どもたちに質問して教えを乞いながら、プレイするのです。そういうのの全体が、楽しい。