日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

自分たちで作ったサマープログラム

しでかす会で準備してきたサマープログラムを、21日〜22日で実施。参加者は少なく、大人スタッフが多く、何だかバランスが悪かったけれど、あれくらいの参加者でスタートを切れてむしろよかったかも。あれで大勢だったら、スタッフ側がもしかしたら回せなかったかもだし。スタッフ内での合言葉的には、「ブルーハーツの最初のライブだって、お客さんは数人だぜ?」だし、「AKB48の劇場公演も、最初のお客さんは7人だった」とか、そういうモード(笑)今に見ておれ、でかくしてやる、と。
で、僕はアイスブレイク、オリエンテーション、ボードゲームを使ったワークショップを担当。あとは最後の締めか。一応代表としての責任はある程度果たせたかな?組織が全然違う、意志で集まっているグループっていうのは、どれくらい仕切るのがいいのかがわからなくて難しくもあり、おもしろくもあるなあ。
アイスブレイクでは、いつもやっている自己紹介ゲームをやり、オリエンテーションでは「525,600という数字が何か?」をテーマにして2日間の大切さを考えてもらいました。ちなみに、この525,600というのはミュージカル「R.E.N.T.」の曲が元ネタ。よく社長とこの話をしてたんだよね。もう10年以上も前に。今回ようやく、ネタとして使えました(笑)

オリエンで僕が伝えたかったことは3つ。1.楽しくやろう 2.考えよう、流されるな 3.手を動かそう というもの。せっかく集まってきているのだから、楽しくやらなきゃだし、楽しい時に学びは最大になるんだよ!という話。それから、常に「考えよう」ということ。正解じゃなくてもいいから考える。誰かが言ったことで「いいや、これで」と思わないで、考える。そして、考えるだけじゃだめで、手を動かす=とにかくやってみる、ということ。これを意識してやってもらいました。実際、正解のないことを考えさせたり、やったこともないプログラミングをやらなきゃならなかったり、いきなり「何語?」みたいな国際交流のシチュエーションに入れられたり、と大変だったはず。参加者がみんな、この3つのことを覚えていて実践してくれていたのが嬉しかったな。
参加者の中には、元・教え子もいて、彼等を4歳〜6歳くらいの時期に教えていたので、それが高校生になってまた会いに来てくれる、というのは感無量です。そして、それが今一緒にやっているチームのメンバーとガチでディスカッションしてたり、というのも涙が出そうに嬉しかったな。歳の差なんて関係ないね。本気で子どもに何かを伝えようとする大人もいいね、と思えた。トランプでミニブリッジをやっているときに、スタッフのさとみんが、「もう終わってしまったことと、相手の持っているカードは、自分たちではどうすることもできないんだから、自分のできることで何ができるかを考えなきゃ!」と投げかけていたのがとってもよかった。僕のやっている、ボードゲームのカリキュラムの新しい可能性もちょっと見えたよ。
1日目も2日目も最後はプレゼンテーション。1日目に比べて2日目の方がずっと上手だし、表情も良い感じになってた。まだ、ここはスタート地点。ソーシャルメディアを使ったりして、まだまだ繋がっていけると思うから、ぜひこれからも一緒にやっていこう。