日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

おもしろいぞ、センター試験!

そういえばこないだの週末はセンター試験Twitterで「現代社会に感動した!」というツイートがたくさん来ていたので、新聞で見てみた。なんか設定がラジオのDJなんすよ。

ただいまの曲はプリンセス・プリンセスの『Diamonds』でした。この曲は1989年に発売され,ミリオン,つまり100万枚以上出荷された日本で初めてのシングルCDと言われています。その後,1990年代には景気が低迷したにもかかわらず,様々なCDがミリオンを記録しました。

で、下線部についての問題が来るのですが。いやいや、なかなかの茶目っ気。こういうの好き。しかもこの大問の最後の文章は…

「さて,本日は大学入試センター試験ですね。次の曲は全国の受験生の皆さんへの応援ソングです。それでは皆さん,頑張ってください!」

大学入試センター、なかなかやるじゃねーか。どんな曲がこの後かかったのか想像するとおもしろい。

サイン帳を書いている

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先週、クラスの教え子がサイン帳を書いて、と持ってきた。うお、まだこれは変わらず流行っているのだなぁ。小学生の頃は、女子から「書いて」と言われて、ドキドキしながら書いたものでしたが…。
で、どれどれと今日のレッスンの前に書き上げようと思ったのですが、めっちゃ難しい…。「将来なりたい物」とかさ「好きな芸能人」とかさ、もう大人になっちゃったし!とか、普通に書いても全然わからないだろうなぁ、と思ったりすると、どう書けばいいのかわからなくて止まってしまうのです。
そもそも、ドトールでいいおっさんがこんなファンシーなノートを前にしてスーツで何かを書いている、という図が怪しいから!
ちょっとまじめな話をすると、このサイン帳って、いつぐらいまで続くのだろうね…。中学生、高校生くらいはもう前略プロフに移っているのだろうか。プロフに書いてたら、ずーっと最新の好みとかコメントにしていられるのにな。そう考えると、mixiにしてもGREEにしてもfacebookにしても、大人になってもサイン帳書いているようなものか…。
で、今日のレッスンで、「どう書いたらいいかわかんないんだよー」って正直に告げたら、「当時のでいいよ!」って言われた。そんなん覚えてへんがな…。

最近のうちの子

今日は保育園にお迎えの日。長男S氏は、最近は自立心が出てきたというか、自分に自信がついてきたみたいで、車道を渡るところ以外は、さっさと走って僕を置いていき、バス停までほぼノンストップで駆けていく。たいしたものです。
で、今日はバス停で待っている間、寒かったので、「バスこないね、タクシーでかえろっか」と言うのです。で、「知らないと思うけど、タクシーってバスよりずっと高いんだよ」と答えたら、「バスの方が大きいよ!」と言い返されました。ハッと気づく、「高い」という言葉の2つの意味。同じように普通に話していたけど、彼にとっては不思議な表現だよなぁ、と気付かされました。まだまだ、知らないことがいっぱい。些細な言葉のやりとりの中にも発見がいっぱいです。
身体的には、最近、指で3を示せるようになったのです。「3、できるようになったよ」と誇らしげで、できるようになった次の日の朝、ママに自慢してましたから。下の写真は布団で3ピースをしている図。お部屋で一人でハサミで紙を切って遊んだり、っていうのもできるようになってきて、今までリビングに置いていた机を、子ども部屋に移動させました。広いぜ、リビング。
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社会性と注意力を磨く絵本

寝かしつけ。布団のうえで、ちょっと前に買ってあげた、視覚デザイン研究所『わくわくでんしゃしゅっぱつ』を一緒に読む。この本、おもしろい。電車に乗って旅をするのだけど、ページいっぱいに細かくいろいろ書きこんであるのです。だから、ストーリーだけじゃなくて、「あ、ここに犬がいる!」とか気づかせるようになっているのです。なるほどなぁ。裏表紙(表3、かな)には、保護者向けにメッセージが書かれています。曰く:

社会性と注意力をみがく電車えほん
この本の試作品を、りく君(2才・男子)に見せたら、声をあげて次々と発見した光景を口に出しました。そして見終わっても、かかえこんで返してくれませんでした。この本にかくされている様々なしかけのためです。
たとえば、ふみ切りであいさつしあう運転手だけでなく、ねこの親子や6匹のさる、ねずみ、かえる、おたまじゃくし、くま、いのしし、はやぶさ。なぞの男もいます。子供はメカを楽しみながら社会性や注意力をみがいています。

しかもこの下には、子供の脳の発達の表まで書かれているのです。何かを見つけたりで感情の力を育てたい、そして感情の中では特に大切なのは共感力です。とメッセージを発する。こういうの、僕は好きなのです。非常に参考になりました。

わくわくでんしゃしゅっぱつ (視覚デザインのえほん)

わくわくでんしゃしゅっぱつ (視覚デザインのえほん)

「阪神淡路大震災から16年! あの日、岡宗秀吾が体験した話」

こないだの17日は阪神大震災から16年という日。17日の朝は、TBSラジオDigのPodcast阪神淡路大震災から16年! あの日、岡宗秀吾が体験した話」を聴きながら通勤。「震災のすべらない話」という、何だか不謹慎な話ではあったわけだけど、ものすごい感動した笑うやら泣くやら…って感じですよ。DigのページでまだPodcastが聴けるならぜひ!「てれびのスキマ」さんでも取り上げられていたので、そちらのテキストでもぜひ。文字で読んでも十分、力がある話です。
Digの金曜日キャスターの大根仁さんのブログでも紹介されてた。そう、「人間ってすげぇな!」ってことですよ。この日の放送の裏話もブログで書かれてる。大根さんはDigのキャスターのオファーが来たときに、この阪神淡路大震災の話をどうしてもしたくて、1月17日にいちばん近い放送日でやらせてください、とスタッフと話してたらしい。TBSラジオのスタッフは、前日に内閣改造があって、ニュース探究ラジオとしては政治ネタもやらなきゃいけないだろ…と大根さんも「あちゃー」と思ってたときにも、その約束を守って、この放送(「不謹慎だ!」って苦情も来るかもなのに)を作った。うーん、人間っていいよね。素敵です。
いろいろ、感動。