日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

外国語を学ぶ環境

関口一郎『「学ぶ」から「使う」外国語へ−慶應義塾藤沢キャンパスの実践』読了。自分が何か外国語を身につけたい(英語はもっと話せるようになりたいし、その他にもう1言語!、ぜひタイ語を!)と思っていること、国際交流をぜひ子どもたちに身近なものとして提供したいこともあって興味があって読んだ。人柄がよく出ている感じで真摯な態度に好感。そういえば、僕は自分に「いつも真摯でいますか?」と問うことにしていました。最近忙しくてしていないな…もう一度、始めなきゃな。話がずれました。
さて、僕は大学にいた頃は、英語を履修していたので、ドイツ語を担当されていた関口先生に習ったことはないのだけど、よくパーティーでビールやワインを飲んだり、ドイツのソーセージを焼いているところを見かけました。SFCって、最初の半期は外国語の授業がないのです。で、その間、1週間ごとに各語学(僕らの頃は、英語・フランス語・ドイツ語・中国語・ハングル・マレー語)が、順番にその語学をアピールして、新入生に履修をしてもらうようにするのです。パーティーもする(ドイツだったらビアパーティーとか)し、学食にもドイツ語週間にはドイツ料理、マレー語週間にはマレー料理が並びました。これって、今考えるとすごく楽しかったのかもしれない。関口先生が、この本の中で書いていた、環境をデザイン・構築して、その中でどうやって外国語を学ぶかを考えていきたい、という姿勢はすごく共感できる。その通りだよなあ。勉強になりました。教える側としても、これから語学を学ぶ側としても。