いつかパラソルの下で
森絵都『いつかパラソルの下で』を読了。1ページ目を読んだときは、「どんな格好でしているのだ!?」という感想だけ(笑)だったのですが、読み進めるほどに印象が変わっていく本。こういう体験はなかなかないのでおもしろい。
大嫌いだった父親の正体を追い続けていくうちに、自分たちが変わっていき、周りも変わっていく…。うん、とってもおもしろかったです。
「大事なのはこの石の価値とか、力とかじゃなくって、これをしてれば何かいいことが起こるかもって、わくわくできることなわけでしょ」
うん、そうだよなー。原因を外に求めず、向き合うことが大事だよ。
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (162件) を見る