日本史は騙りの歴史
高田崇史『QED 鬼の城伝説』を読了。もうおなじみ、日本史裏表みたいなこのシリーズ。いや、大好きなんですよ。今回のテーマは「桃太郎」です。
吉備津彦神社と吉備津神社、鼻ぐり塚*1などなど、1999年春にやったスプリングキャンプで、子どもたちと一緒に歩き回った場所ですよ、まさに。たぶてぃーと一緒に下見も行ったっけ。いやー、懐かしい。
しかし、日本語というのは、日本史というのは、どこまで言葉で縛るのか…「騙り(かたり)」というのをすごく感じるよなー。日本史とか古文があまり好きでない人、読んでみるとおもしろいかもです。新しい世界が開かれます。
最近、「呪(しゅ)」っていうのもすごく実感するんだよなー。陰陽師じゃないですけど、ちょっとした言葉がずーっと胸にひっかかって、抜けなくって、それが元で気分が落ちていったりさ。
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/14
- メディア: 新書
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*1:牛の鼻輪の塚なんだよ、山積み。