僕も偏[]食人[]間
中島義道『ぼくは偏食人間』を読了。僕もすごい偏食なんで…読んでみました。いや、でもこの人ほどではないか。ここでは食事の偏食以外に、音とか組織とか照明とか、そういうものに対する好き嫌いについてもたくさん書かれています。
中島義道さんは、かなり不思議な哲学者だと思います。哲学を研究している人でなく、本当に自分で考えている人だと思うから*1。正直、そんなに得意な人ではない。でも、何だか読まされてしまうのですよ。それがこの人のすごいところだと思う。
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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*1:もちろん、それが通常の「哲学者」の定義ですけどね。