日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

僕も偏[]食人[]間

中島義道『ぼくは偏食人間』を読了。僕もすごい偏食なんで…読んでみました。いや、でもこの人ほどではないか。ここでは食事の偏食以外に、音とか組織とか照明とか、そういうものに対する好き嫌いについてもたくさん書かれています。
中島義道さんは、かなり不思議な哲学者だと思います。哲学を研究している人でなく、本当に自分で考えている人だと思うから*1。正直、そんなに得意な人ではない。でも、何だか読まされてしまうのですよ。それがこの人のすごいところだと思う。

ぼくは偏食人間 (ラッコブックス)

ぼくは偏食人間 (ラッコブックス)

*1:もちろん、それが通常の「哲学者」の定義ですけどね。